妊娠・出産

出産の流れと陣痛の間隔・強さを知ろう!

投稿日:2017年8月26日 更新日:

赤ちゃんに会える日は楽しみでも、出産が近づくにつれて、『陣痛』はどんなに痛いのだろう…耐えられるのか…と不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、初産婦さんも少しでもお産のイメージが出来るように、お産の流れと、陣痛の程度や間隔についてお話したいと思います。

初産だと、陣痛は平均して何時間くらいか

初産で陣痛が続く時間

出産は、子宮口が全開大になるまでの第1期(開口期)、子宮口が全開大になって赤ちゃんが生まれてくるまでの第2期(娩出期)、赤ちゃんが生まれてから胎盤が出てくるまでの第3期(後産期)があります。
それぞれ、どれくらいの時間がかかるか経産婦と比較してみました。

第1期(開口期) 第2期(娩出期) 第3期(後産期)
初産婦 10~12時間 2~3時間 15~30分
経産婦 4~6時間 1~1.5時間 10~20分

陣痛が始まってから赤ちゃんが出てくるまで、経産婦では5~7.5時間、初産では12~15時間が平均となります。
もちろん、個人差が大きく、あくまでも目安ですが、初産では平均で半日以上、陣痛を付き合わなければいけないことになります。

分娩の進み方と陣痛の強さ

陣痛の進み方

お産の中でも最も長い、第1期(開口期)は、お母さんの子宮口の開き具合や陣痛の間隔によって準備期・進行期・移行期に分けられます。

そして、赤ちゃんを娩出する分娩第2期、胎盤などを娩出する分娩第3期と進行していきます。この時期ごとに、どのように陣痛が進むか、痛みはどのように変化するか見ていきたいと思います。

分娩第1期

1、準備期(子宮口~3㎝)

分娩第Ⅰ期ー準備期

子宮口 0~3㎝
陣痛の間隔 10分間隔
陣痛の持続時間 20~30秒
痛みの強さ 生理痛より少し痛い程度

不規則で痛みもそれほど強くない前駆陣痛が起こり、徐々に痛みの間隔が規則的な本陣痛が始まります。
準備期は、本陣痛始まってから間隔が10分間隔(経産婦で15分間隔)になるまでの期間です。

痛みは、骨盤の圧迫感月経痛より少し強いくらいの痛みで、約20~30秒持続します。
陣痛と気が付かない方もいたりするほどで、まだまだ余裕があります。

2、進行期(子宮口~7㎝)

分娩第Ⅰ期ー進行期

子宮口 4~7㎝
陣痛の間隔 約3~5分間隔
陣痛の持続時間 約30~40秒
痛みの強さ 動くのが辛くなってくる

子宮口が4㎝から7㎝くらいまで開き、陣痛の持続時間も30~40秒と長くなり、痛みもだんだんと強くなってきます。

子宮収縮時には、腰や肛門の痛みを感じてきますが、陣痛の合間には、まだ動く余裕があると思います。あぐらをかいたり、四つん這いになったりラクな体勢を探しながら過ごすのことができます。

3、移行期(子宮口~10㎝)

分娩第Ⅰ期ー移行期

子宮口 7~10㎝
陣痛の間隔 1~2分間隔
陣痛の持続時間 40~60秒
痛みの強さ お腹・肛門・腰に強い痛み

子宮口が7㎝から10㎝の全開大まで開き、1分間陣痛が続いて一息ついたらまた陣痛…と間隔も短くなってきます。

いきみたい気持ちも出てきますが、助産師さんのOKサインがでる前にいきんでしまうと、子宮口が浮腫んで開きが悪くなるので我慢です。

息をゆっくり吐いたり、肛門をテニスボールなどで圧迫してもうことでもいきみを逃がしやすくなります。
この頃になると、子宮口が卵膜が避けて破水も起こってきます。

分娩第2期

分娩第Ⅱ期

子宮口 10㎝
陣痛の間隔 約1分間隔
陣痛の持続時間 約60~90秒
痛みの強さ お腹・肛門・腰の痛みがピーク

子宮口が全開大になったら、赤ちゃんに会えるまでもう少しです!!
分娩室へ移動し、分娩の体勢に入ります。
この時、陣痛間隔は約1分で陣痛の持続時間も約1分と一息つく間もなくお腹・腰・肛門に強い痛みがやってきます。
陣痛がきたタイミングで、助産師さんの指導のもといきんで赤ちゃんが出てくるのをサポートします。お母さんの疲労もピークの時期ですが、赤ちゃんも狭い産道を通って一番苦しいときなので、一緒に頑張るという気持ちでお母さんも頑張って下さい!

赤ちゃんの頭が骨盤を抜けてきたら、いきんだ時に赤ちゃんの頭がみえるようになり(排露)、その後頭が完全に外にでます(発露)。その後はいきまずとも自然に赤ちゃんがでてきます。

赤ちゃんが出てくるときには、「骨盤が引き裂かれるような痛み」「焼けるような痛さ」と表現される方もいますが、「出てくる瞬間は全然痛くなかった」「陣痛のほうがよっぽど辛かった」という意見のほうが多いようです。

分娩第3期

分娩第Ⅲ期

赤ちゃんを出すための陣痛は終わりましたが、赤ちゃんが生まれた3~5分後にも、胎盤や卵膜などの付属物を娩出するための、軽い陣痛が起こります。

ちなみに、この分娩後2~3日は、『後陣痛』といって子宮を元の大きさに戻すための子宮収縮が起こるので、生理痛のような痛みを伴うことがあります。
子宮の回復のための痛みなので良い兆候ではありますが、痛みが強い場合には授乳中でも使える痛み止めもあるので安心してください。

出産は赤ちゃんにとっても命がけ!

お産は、お母さんにとっても命がけですが、お腹の中にいる赤ちゃんも命がけなんです…!
赤ちゃんは産道を通るときに、頭蓋骨の骨をずらさなければいけません。そんな中、子宮収縮で頭を含めた全身を何度も何度も圧迫されるのです。

小さいからだでそんなストレスを何時間も耐えていると思うと、お母さんも負けていられません!辛いのは1人じゃない、赤ちゃんと一緒に頑張るんだ、という気持ちでお産に臨めると陣痛の感じ方もきっと違うはずです♪

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