【1~3才向け】おすすめ粘土│お米・小麦など各素材の特徴を解説

ひと昔前までは、油粘土が定番でしたが、今はお米・小麦・シリコンなど様々な素材の粘土が発売され、子どもにどの粘土を買おうか迷うママも多いと思います。

そこで、実際に各素材の粘土を購入し、粘土の固さ・扱いやすさ・安全性を、検証してみました!2才娘が遊んでいる様子を踏まえて、ご紹介します。

目次

粘土遊びはいつから?

ねんど遊びは、何でもかんでも口に入れなくなった1才半~2才頃から取り入れるママが多いようです。

ただ、小さい子であれば、何かのひょうしに口に入れてしまう心配があるので、食品成分からできた小麦・お米粘土などがおすすめです!

決して食べ物ではありませんが、もし食べてしまっても、中毒などのリスクがないので安心です。

粘土遊びで伸ばせる才能

脳の発達を促す

手や指先を使うねんど遊びは、脳を活性化させ発達を促すと言われています。

色彩感覚が身に付く

色鮮やかな粘土に触れることで、青と黄色を混ぜたら何色になるかなど混色を覚え、色彩感覚を身に付けます。
最終的に、茶色や黒になってしまうのも、小さい子にも新鮮な変化なはずです^^♪

創造力が伸びる

どんな形にもなるねんどは、「自分で考えて作る」という創造力を最大限に伸ばしてくれます。
また、ひとつの物を造形することで、工夫する力や、集中力も身に付けることができます。

落ち着きのない2才娘も、粘土を与えると、ひたすらゴハン粒を作るなど、普段見せない集中力を見せてくれます^^♪

年齢別、粘土の遊び方

1才の遊び

1才はまだモノを作ることはできませんが、ねんどの独特な感触を楽しんで遊びます。

にぎったり、ちぎったり、ママと引っ張ってみたり。
ママが、粘土でキャラクターや動物などを作ってあげても喜んでくれるでしょう。

そんな遊びから、徐々にねんどに慣れ、手先を使って形を変えたり、色を変える楽しさを覚えていきます。

2才の遊び

2才になると、モノを作ったり想像することが上手になってきます。

球体やヒモ状の粘土を何かに見立てたりして、成長とともに、想像した食べ物や動物を自分なりに造形できるようになってきます。

3才の遊び

3才になると、細かい作業ができるようになり、力加減をコントロールしながら作品を作り上げることが出来るようになります。

細部の作業のために、粘土ベラや型押し、めん棒なども使いこなします。

ねんどの種類と特徴

それぞれの素材の特徴や安全性、実際に2才の娘と遊んでみて感じたメリット・デメリットと紹介します。

小麦粘土

とても柔らかいが、ちょっとボソボソ

小麦・水・塩で出来ているので、小麦アレルギーがなければ万一口に入れてしまっても安心♪

とっても柔らかいので、1歳児の力でも潰したり、ちぎったりして遊ぶことができます。

デメリットは、伸びが悪く、クッキー生地のようにポロポロと破片が落ちること。遊んだ後は掃除が必須です^^;

ポロポロしやす小麦粘土

また小麦粘土は、乾燥に弱いので4~6時間放っておくと固まって遊べなくなってしまいます。

だだ、8色セットで500円程とリーズナブルなので、乾燥したり色が混ざっても買い替えやすいですね♪

お米粘土

柔らかくポロポロしない!

米粉・塩・水から作られた粘土なので、万一口に入れてしまっても安全で、アレルギーの心配もありません♪

小麦粘土より滑らかな手触りで、ボソボソしにくいですが、お米特有の粘りがあるので、手や爪の間にくっつきやすく、ラグに絡んだら厄介なときも…^^;

お米粘土も乾燥しやすく、一晩~1日でプラスチックのように固まります。気に入った作品は、紙粘土のように固めて残しておくこともできますよ♪

寒天粘土

独特の感触!幼児にも扱いやすい粘土

寒天を原料とした粘土で、防腐剤・防カビ剤を一切含んでいない安心素材。

初めはプルプルッとしていて弾力が強く感じますが、こねているうちにどんどん柔らかくなり、伸びが良くなります。

チーズみたいに伸びる寒天粘土

また、ベタつきにくいので、手や机にくっつきにくく、お片付けが簡単なのもママには嬉しいポイントですね♪

そして、私が気に入ったもう1つのポイントは、粘土に”にがり”が入っていて、子どもの誤飲を防止してくれること!

実際に舐めてみましたが、かなりしょっぱい…!!
なんでも口に入れる我が家の次女0才も、最初はしかめっ面で舐めていましたが、マズイと分かるなり放りなげてました(笑)

さらに、耐久性にも優れている寒天粘土!
乾燥しにくく、もし固まってしまっても、濡れたタオルなどで包んで一晩おくと元通りになります。

他の粘土にくらべるとお値段は高めですが、安全性や耐久性から、最近はこの寒天粘土が人気を集めているようです!

シリコン粘土

出しっぱなしでも固まらない!

素材は、ベビー用食器や歯固めにも使用されるシリコン素材なので、万一口に入れてしまっても安心。

シリコン粘土の特徴は、なんといっても、乾いて硬くならないこと!
また、オーブンやホットプレートで焼くと固まって、耐水性もでるので、プールやお風呂で遊ぶこともできちゃいます♪
(下画像は、シリコンねんどで作った歯固め)

シリコンねんど作品

このように、発色もキレイで作品作りには向いているシリコン粘土ですが、他の粘土より硬めなので、握力が弱い1・2才には扱いづらいと思います
実際に2歳の娘に遊ばせてみても、ローラーで伸ばせず、包丁でも切れず苦戦していました^^;

はじめての粘土遊びに!おすすめ商品

ボーネルンド かんてんネンドStudio 4色セット

実際遊んでみて、「一番幼児に向いている」と感じたのが、このボーネルンドの寒天粘土!

感触も気持ちいいので、1才児から感触を楽しむことができますし、よく伸びてポロポロしないので、ママもお片付けが楽チンです♪
すべて食品成分からできていて安心素材なうえ、にがり入りで、小さい子でも苦いので口にいれずらいようにできているのもいいですね。

ギンポー こむぎんちょ 8色入り

8色入りで500円程とリーズナブルな小麦粘土。
とても柔らかいので、1歳児が握ったり丸めるだけで簡単に形が変わります。

ギンポー お米のねんど 12色

アレルギーの心配が少ないお米で作った安心素材のねんどで、発色がよく、乾きにくいとママからも好評な商品!
12色も入りで、色がきれいに混ざるので色彩感覚も身に付きそうですね♪

こねこねくらぶ 大きなねんど板付きいろいろセット

8色の小麦ねんどに、ねんど板、もこもこハサミ、ローラー、型抜きなど楽しい道具がたくさん入ったセットです!
子どもの創造力が掻き立てられそうな内容です♪

お米のねんど はじめてのねんどあそび

5色のお米ねんどと、へらやローラー、型抜き入ったセット!
量も多すぎず、はじめてのねんど遊びにちょうどいいセット内容ですね♪

ねんどの遊び方は無限!

ねんどは形を作って遊ぶものと大人は思いますが、子どもに粘土を与えると、小さくちぎっておままごとの鍋に入れて炒め始めたり、容器に入った粘土をアイスに見立ててアイス屋さんごっこが始まったり(笑)

子どもの想像力の世界では、粘土は何にでもなるんだな~と感心してしまいます。

ぜひお子さんにもねんどで遊ばせてみて下さい♪

きっと大人には想像もできない遊び方を見せてくれますよ^^

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