子育て

赤ちゃんと大人の肌の違い│赤ちゃんの方が乾燥してるって本当!?

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赤ちゃんの肌は『つるつるの卵肌』なんて言われますが、実際、乳児湿疹にあせも、おむつかぶれなど肌トラブルがとっても多いですよね。
ここでは、そんなデリケートな赤ちゃんの肌と大人の肌を比較し、肌トラブルが起こるメカニズムについてまとめてみました。

肌の構造とバリア機能について

皮膚は、外側から表皮真皮皮下組織(皮下脂肪)の3層に分かれています。
さらに、表皮は、外側から角層、顆粒層、有棘層、基底層に分かれます。

大人と赤ちゃんの肌の構造

皮膚の一番外側の層となる『角質層』は、細胞がレンガ状に積み重なる構造をしていて、体内の水分が失われるのを防いだり、外からの刺激をブロックする働きがあります。つまり、表皮にある角層が、皮膚のバリア機能を果たしているのです。

大人の肌と赤ちゃんの肌の違い

1、皮膚が薄い

大人と赤ちゃんの肌の違い

赤ちゃんの皮膚も、大人の皮膚も構造的には違いはありません。
ただ、赤ちゃんの皮膚は、細胞が小さく未熟なため、大人の皮膚の1/2~1/3の厚さしかないのです。

先ほどお話した肌のバリア機能を担う表皮は、大人でも0.2㎜と薄いのに、赤ちゃんは0.1㎜程度しかありません…!
これほどの薄さでは、十分なバリア機能を果たせないため、ちょっとした刺激でも肌トラブルを起こしてしまうのです。

2、水分量が実は少ない

乾燥した赤ちゃんの皮膚

赤ちゃんの肌は、『つるつる』『モチモチ』というイメージがありますが、実は皮膚表面の水分量は大人よりはるかに少ないんです…!
さらに、水分を保持する力も弱いので、湿度や気温のちょっとした変化ですぐに乾燥してしまいます。

肌が乾燥した状態では、角質層細胞の配列が乱れてしまい、汚れやアレルゲンの侵入を防ぐことができなくなるので、湿疹などの肌トラブルを起こしやすくなります。

3、皮脂が著しく少ない

皮脂膜の働き

皮脂は生後3ヶ月くらいまではお母さんからのホルモンの影響で分泌が多いものの、3ヶ月を過ぎると急激に減少して大人の半分以下になると言われています。
皮脂のべたべた感が減って何か問題ある!?と思う方もいるかと思いますが、皮脂は、水分とともに『皮脂膜』を作り、角質層の水分喪失を防いだり、外の刺激から肌を守る重要な働きがあります。
そのため、皮脂の分泌量が著しく低下してしまうと、肌が乾燥し、肌のバリア機能が失われてしまうのです。

どうして乳児湿疹ができるの?

乳児湿疹はどうしてできるの?

赤ちゃんは、生後2ヶ月をピークに生後3ヶ月まで皮脂量が多いので、皮脂量の多い顔や首、頭などの毛穴が詰まり、黄色いフケやかさぶたのができます(乳児脂漏性湿疹)。

生後3ヵ月からは、皮脂量の分泌が減り、肌が乾燥するため、肌のバリア機能が低下することで、外界からの刺激により湿疹が起こることが増えてきます(乾燥性湿疹)。

いずれの乳児湿疹も、適切なケアをすれば自然と治っていくので心配いりませんが、スキンケアの方法が間違っていたり、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が隠れている場合には長引いたり、悪化したりします。

赤ちゃんの正しいスキンケアは?

乳児湿疹のスキンケア方法

1日1回、せっけんとぬるま湯で体を洗う

赤ちゃんは、新陳代謝が活発で汗っかきなうえ、皮膚はよだれやミルク・母乳、おしっこやうんちで汚れやすい状態です。
しかし、肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんにとって、これらの汚れは天敵で、放っておくとすぐに肌トラブルを起こしてしまいます!

そのため、皮膚に付着した汚れを、1日1回お風呂で、きれいに落としてあげます。
ただ、熱いお湯や石鹸を1日何回も使って洗うのは、逆に皮膚が乾燥し、肌トラブルを起こす原因となってしまいます。具体的には、次のような点に気を付けてお風呂に入れてあげてください♪

  • 石鹸を使うのは1日1回
  • 石鹸はよく泡立て、泡で包むようにやさしく洗う
  • お湯は、38℃~40℃のぬるま湯
  • お風呂上がりの水気はゴシゴシせず、押さ拭き
  • 水気をしっかりとってからオムツをつける

保湿剤で乾燥予防

赤ちゃんの肌は大人より乾燥している状態で、保湿力も弱いので、お風呂上がりには保湿クリームで保湿しましょう!

保湿は、肌のバリア機能を高める機能があり、実際に、国立成育医療研究センターの研究では、新生児から保湿剤を塗ることでアトピー性皮膚炎を発症する確率が1/3になると報告されています。

定番人気!ベビー用の保湿剤

ピジョン ベビーミルクローション

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赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分を配合した乳液タイプの保湿ローションです。
ベビー用品メーカー、ピジョンの商品で、『弱酸性・無着色・無香料・パラペンフリー』のとっても優しいローション♪お手頃価格で、ドラッグストアで気軽に購入できることもあり、定番の人気商品です♪

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ジョンソン ベビーローション無香料

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保湿成分であるグリセリンとベビーオイルを配合し、保湿しながら外からの刺激から肌を守ります!
ジョンソンのベビーローションは、大容量なのでたっぷり使えて、使い心地もさらっとべたつきません♪

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アロベビー オーガニックミルクローション

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アロベビーは、日本で製造する国産のオーガニックローションです。
天然成分であるオリーブ油やホホバ種子油、シア脂などをたっぷり配合し、高い保湿性で赤ちゃんの肌をしっかり守ります。


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ママ&キッズ ベビーミルキーローション

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雑誌やベビー用品店でも人気No.1ベビーミルキーローションです。
肌に必要な水分と油分をバランスよく配合しているから、乾燥してバリア機能が未熟な赤ちゃんの肌もしっかりサポートしてくれます♪
私も妊娠中から産後まで使っていますが、さらっと付けやすく、伸びもいいのでおすすめです♪

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赤ちゃんの肌荒れ・湿疹は早めの受診を!

赤ちゃんの肌荒れや湿疹は長引くほど、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎を起こすリスクが高くなることがわかっているので、悪化する場合や長引く場合には、早めに小児科または皮膚科を受診しましょう!!

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