妊娠・出産

予定帝王切開の体験談②│術後の痛み、入院生活について

投稿日:2018年12月11日 更新日:

ここでは、2人目を予定帝王切開で出産したときの、入院生活や術後の痛みについてまとめました。

帝王切開を予定しているお母さんの参考になれば嬉しいです♪

入院までの流れ、麻酔・手術についてはこちらの記事にまとめています♪
→【予定帝王切開の体験談①│入院までの流れ・入院期間・麻酔・手術について】

術後0日目(手術当日)

帝王切開カレンダー

過ごし方

手術が終了し、無事病室に帰還。
モニター類と、足に血栓予防のフットポンプ(空気が入ったり抜けたりして足を間欠的に圧迫する医療器具)を装着しました。
確か、鼻から酸素も投与されていたと思います。

数時間後には、酸素とモニターは外されますが、麻酔が効いていて下半身は全く動かないので、フットポンプは朝までつけっぱなしでした。

就寝時間前には、助産師さんが来て、温かいタオルで体を拭いたり、歯磨きの介助をしてくれました。
寝ながらのうがいはけっこう大変です…^^;

この日の痛みレベル ★★★★☆

帝王切開直後の私

恐れていた痛みが襲ってきたのは夜19時頃(手術後約2時間)。1人目の時には感じなかった下腹部の強い痛み…後陣痛ってやつです。
助産師さんに聞いたところ、2人目以降は、子宮がよく伸びる分、戻ろうとする力も強いから、後陣痛も強いのだそうです。

術後は、助産師さんから「遠慮せずに、どんどん痛み止め使いましょう!」と言われていたので、痛みが出てすぐに、硬膜外麻酔(背中に留置してある管から入れられる痛み止め)を使いました。ちなみに、この痛み止めは、自分でボタンを押して勝手に使えます。
これが、意外と効果あり、20分程度で痛みが和らぎました。

その後も2時間おきに硬膜外麻酔を使いましたが、創の痛みも出てきて、どんどん痛みは強くなります(;;)
小まめに様子を見にきてくれる助産師さんと相談し、点滴や坐薬…いろいろ使ってもらいましたが、どれも効果はいまいち…。

とにかく痛くて、楽な体勢を探したいけど、麻酔の影響で足の力は入らないし、痛み止めの影響で汗だくになるし、夜はほとんど寝られませんでした。
1人目の時は、爆睡できたのに…

赤ちゃんのこと

赤ちゃんは、検査や処置が一通り終わったら、20分程面会できました。ただ、寝たきりなので腕の中にいるベビーを見て楽しむだけです^^

術後1日目

帝王切開カレンダー

過ごし方

朝一で採血があり、その後、助産師さんが温かいタオルで体を拭いたり、歯磨きの介助をしてくれます。
そして、麻酔が切れて足が動かせるようになっているので、フットポンプを外し、背中から入った痛み止めの管を抜きます。
この管を抜くのは少し怖かったですが、意外と痛みはありません♪
(背骨に沿って貼られた固定テープを剥がす方がずっと痛かった^^;)

次は、いよいよ歩行練習

一番効果があった”アデフロニック”という坐薬を事前に使い、備えてはいたのですが、相当痛い…!!!
助産師さんにベッドを上げてもらってから、足を数㎝ずつズラしていき、数分かけて足を下ろします。
そして、ベッド柵につかまり、そ~っとそ~っと立ち上がります。

なんとか数歩歩いてベッドに戻りましたが、しばらくは痛みで動けませんでした(;_;)

ベッドで俯く私

歩けることを確認したら、おしっこの管を抜きます。この時は一瞬だけツン!とした痛みがあります。
その後は、点滴も抜いて、繋がれるものは何もなくなってさっぱりです♪

昼からは待ちに待ったご飯!!
座っているのも辛かったけど、空腹が勝っていたので、痛みを堪えてベッドに腰掛けます。
食事は、7分粥で、柔らかいお粥と消化に良さそうな魚や煮物、お浸しと”病院食”感満載でしたが、1日半ぶりのご飯だから美味しいー♪
(夜からは全粥、術後2日目から常食でした。)

術後1日目から就寝前には、血栓予防の皮下注射を腹部にしていたのですが、これが何気に痛い!
注射自体もジワジワくる嫌な痛みなのですが、注射の時に、容赦なく痛むお腹を摘まみ上げてくる助産師さんがいて…泣きそうになった;;

この日の痛みレベル ★★★★★

この日も痛み止めの点滴・坐薬・飲み薬(ロキソニン)といろいろ試しましたが、点滴・飲み薬の効果は感じられず、坐薬を1日3回、6時間おきに使用しました。

坐薬が効いている時は、なんとか室内のトイレまで歩くことができますが、坐薬が切れてくると、安静時も痛くて、お見舞いに来てくれた母と言葉も交わせない程でした…^^;

あと痛いのは、ベッドから起き上がる時。そのため、術後2日目までは横にはならず、ベッドを90度に上げたままにして過ごしていました。

1人目の時は、飲み薬(ボルタレン)だけで痛みは落ち着いて、部屋の片づけやあれこれ動けていたのに…
やはり帝王切開は1回目より2回目のほうが痛いんだなと痛感しました^^;

赤ちゃんのこと

15時頃に1度だけ、母乳の分泌の状態や授乳の仕方などを助産師さんに見てもらいました。
おっぱいはそれほど張ってきませんが、絞ればじわじわ分泌してきていました。

こんなにたくさん鎮痛剤を使っているのに、授乳して大丈夫なの!?と心配になるところですが、ロキソニンやボルタレンをはじめとする鎮痛剤の成分は、母乳中にほとんど移行しないので、問題はないそうです!

術後2日目

帝王切開カレンダー

過ごし方

後陣痛と創痛でよく眠れず、向えた朝。
この日は、朝一で検尿と体重測定のため、術後初めて病室の外に出て歩きましたが…杖代わりの点滴棒にもたれながら、老婆のようにしか歩けません…。

老婆のように歩く私

こんな状態で良く歩かせるな…と多少の怒りも湧いてきましたが、少しずつ動けるようになり、昼前には待ちに待ったシャワーへ!

これがもうさっぱり!!
痛みでガチガチになっていた肩や背中が楽になって、心なしか創の痛みも和らいだ気がしました♪

おかげで、午後からは、赤ちゃんのお世話も少しずつ出来るまでに回復してきました。

この日の痛みレベル ★★★★☆

この日も、痛みが強く、坐薬を使わないと身動きが取れませんでした。

ただ、後陣痛が和らいできたぶん楽になり、夜はぐっすり眠れるようになりました♪

赤ちゃんのこと

この日は、まだお母さんの回復を待つ日なので、無理に母子同室は勧められませんが、完母育児に向けて授乳もしたかったので、15時の授乳から21時の消灯まで同室することにしました。
同室中は、授乳、ミルク作り、おむつ交換をして、母乳育児に向けて何度か授乳指導をしてもらいました。

夜は、21時に寝て明日に備えよう!と思っていましたが、赤ちゃんが授乳してもミルクを追加しても寝付かず、結局0時過ぎまで同室することになり、ヘトヘト。

我が子との時間はもちろん幸せですが、「またしばらく寝不足の日が続くんだな~」とちょっと憂鬱な気分になった夜でした^^;

術後3日目

帝王切開カレンダー

過ごし方

この日も、朝一に採血。
午前中には診察がありました。
処置室の内診台に乗ったら、まずは内診。

子宮の収縮具合をエコーを入れながら確認します。
その時、お腹をグイっと押されたのですが、これがなかなか痛かった~^^;

内診が終わったら、傷に沿って貼ってある透明な保護テープを剥がします。
縫合した糸は吸収糸(自然に吸収されてなくなる)だったので、抜糸はありませんでした。

傷には、シャワー後に、傷を固定するテープを張り、それで1ヶ月健診まで過ごします。
(1ヶ月健診までに部分的に剥がれることがあるので、その時は、自腹で購入したテープに張り替えました。)

土曜日のこの日は、午後から夫と長女がお見舞いに来てくれました♪
久しぶりに長女に会えて、とっても嬉しかったのですが…
横になっていた私のお腹の上に、長女が倒れ込んできたので、あまりの痛みに悶絶…;;

2人目以上の子を出産しているお母さんは、「入院中はのんびりできて天国のようだった!」なんて話を聞きますが…
私も「もう少し1人で過ごしたい・・・」
そう、切実に思いました。

この日の痛みレベル ★★★☆☆

背筋を伸ばして歩く私

術後3日目になると、後陣痛はほとんど感じません。
(授乳時には、子宮が収縮するので、一時的に後陣痛が復活しましたが。)
傷の痛みも良くなり、昨日まで前傾姿勢でしか歩けなかったのが、背中を伸ばして歩けるようになってきました^^

ただ、まだまだ痛み止めがないと痛くて赤ちゃんのお世話ができないので、坐薬を1日3回、早朝・昼・就寝前に使っていました。

赤ちゃんのこと

この日は、昼食後から母子同室!
おっぱいも少しずつ出るようになり、日中は授乳と搾乳を2時間おきに繰り返し、1日過ぎていきました。

夜は、起き上がり動作が辛いので、ベッドは45度くらいに上げて就寝しました。
電動ベッドであれば、起き上がる時に上げればよいのでしょうが、私が入院した病院は、足元のレバーをクルクル回さなければいけない手動タイプのベッドだったので^^;

心配していた夜は、3~4時間はまとめて寝てくれたので、私もゆっくり休めました。
(長女の時は、赤ちゃんが心配で、1時間おきに息しているか確認していましたが、2人目となれば泣くまで目も覚めません…笑)

術後4日目

帝王切開カレンダー

過ごし方

本格的に母子同室が始まり、朝の診察やシャワー時以外は赤ちゃんと一緒に過ごします。
赤ちゃんも上手におっぱいを飲むようになってきたので、授乳量を測定するため、日中は体重測定→授乳→体重測定の繰り返しです。

あと、沐浴指導があったのですが、傷の痛みもあり、とても沐浴する気になれなかったので、沐浴指導のDVDを見るだけにしました。
(ちなみに、1回目の帝王切開は、術後4日目の沐浴指導でも、余裕で動けました。)

赤ちゃんが夕方から泣き続けたりして、しんどい時間もありましたが、赤ちゃんが寝ている時間には、私も空かさず横になった寝ます!
退院後は、長女も居てそうもいかないので、入院中は思う存分寝ました!笑

この日の痛みレベル ★★★☆☆

娘の後を追うのが精いっぱいの私

痛みは徐々に和らいできて、痛み止めの坐薬を1日3回→2回に減らしました。
走ることはできませんが、ちょろちょろする長女の後をゆっくり追いかけられるようになり、杖替わりの点滴棒も返却しました♪笑

術後5日目

帝王切開カレンダー

過ごし方

この日は術後3回目の採血が朝一でありました。
1回目の帝王切開は、貧血でもこんな何回も採血しなかったような…?

あとは、昨日同様、母子同室をして過ごします。
赤ちゃんの哺乳量も安定してきて、出産から減り続けていた体重も、ようやく増加し一安心♪

1人目は、入院中は混合でミルクをたっぷり飲ませていて、退院までに300g増だったため、1人目にはない安心感でした^^;

明日朝10時の退院だったので、朝バタバタしないよう、午後からは少しずつ退院の準備!
入院中は、ベビー用品のパンフレットや、入院説明などゴミが増えるので、病院で捨てれるものは捨てました。

この日の痛みレベル ★★☆☆☆

赤ちゃんとのお散歩も余裕

この日、ボルタレン系の飲み薬が処方され坐薬は卒業!
飲み薬は、坐薬程の効き目はないですが、傷の痛み自体良くなってきたので、1日3回飲んでいれば、赤ちゃんを抱っこしてお散歩も楽々♪
(そもそも、術後1日目から、ロキソニンが効かないので、ボルタレン系の飲み薬を処方して欲しいと訴え続けていたのですが、なかなか医師まで伝わらず、処方まで時間がかかった…。)

術後6日目(退院)

帝王切開カレンダー

過ごし方

退院前には、外来の会計へ行って、入院の会計をします。
事前に概算は”7万円”と聞いていたのですが、会計に行ってみると、事前に手続きしていた『限度額調整』が適応されていなかったみたいで、逆に入院予約金の一部が返金されて、なんか得した気分でした♪

帰宅時は、実家から2時間かけて両親が来てくれて、父親の車で家路につきました。
(母はそのまま残って、20日間長女の世話やご飯支度など身の周りの手伝いしてくれました。)

痛みレベル ★☆☆☆☆

痛み止めを1日2回程飲めば、身の周りのことや赤ちゃんのお世話は、難なくできるようになりました。
帰宅後は、洗濯を回したり、軽い家事はできます。
ただ、1人目を出産時、退院初日から家事に買い物と動きすぎて、精神的にかなり落ち込んでしまったので、今回は、手伝いに来てくれた母親に思いっきり甘えて過ごしました^^;

産後は、ホルモンの影響で、ちょっとの疲れでひどく落ち込んだり、涙が止まらなくなったりするので、皆さんも出来るだけ無理はしないで下さいね!

おわりに

世間には、『自然分娩のほうが痛い』『帝王切開は楽だ!』なんて言う人もいますが、14時間の陣痛と2回の帝王切開を経験した私からしたら、どちらも相当痛いです…。

ただ、どちらも待ちに待った我が子に会える最高の瞬間であるのに違いはありません!
帝王切開は、お腹を切る”手術”ですし、出産前の不安や産後の痛みは大きいと思いますが、後々、痛みよりも大きな幸せを子どもから貰えると思って、少しだけ我慢してください…!

すべてのお母さんが無事、かわいい赤ちゃんに会えますように。

-妊娠・出産

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