生後から2歳になる今まで、あまり伸びず増えない娘の髪の毛…。
元気いっぱいに育ってはいるのですが、親としては、いつになったら生えてくるのか、もしかしたら一生髪が生えない可能性もあるのでは!?と心配なところ。
そこで、髪が薄い原因や病気の可能性などアレコレ調べたことをまとめてみたので、同じようにお子さんの髪が薄くて悩んでいる方の参考にしていただけたらと思います。
目次
我が子の髪の毛の成長
生後2日目
生後、病室で撮影した1枚。
薄いけど、なんの疑問もなく伸びると思っていた頃…笑。
生後6ヶ月頃
ポヤポヤだけど、気持ち伸びている。
1歳0ヶ月頃
生後6ヶ月頃からあまり伸びず、増えない髪の毛…。この頃から、薄毛が心配になってきました。
1歳6ヶ月頃
少~しずつ伸びているのか、ようやく寝ぐせが付くように!
周りの誕生日近い子は、みんな髪の毛フサフサですけど…。
1歳11ヶ月頃
前髪がちょっと伸びてきた?今日この頃。
まだ9割男の子に間違われます…^^;
髪が生えない原因!病気の可能性も?
1、新生児生理的脱毛
前述したように、生まれたばかりの赤ちゃんは産毛で、生後6ヶ月までに生え変わるため、髪の毛が抜けて、いっきに薄くなることがあります。
いきなりハゲると、お母さんもびっくりしてしまうかもしれませんが、これは『新生児生理的脱毛』と呼ばれ、成長に伴うものです。
この脱毛を期に、徐々に髪の毛が生え変わり、毛質がしっかりとしていくので、なんの心配もいりません。
2、乳児期後頭部脱毛
よくある脱毛のひとつで、赤ちゃんらしい脱毛のひとつ♪
これは、ねんね気や寝転がっていることが多い赤ちゃんの後頭部の髪の毛が、寝具との摩擦や刺激で抜けてしまった状態です(下の写真参照)。
赤ちゃんの髪の毛は細くもろいので、ちょっとした刺激ですぐ抜けてしまうんですね。
3、乳児脂漏性湿疹
新生児期になりやすい乳児脂漏性湿疹によって、頭皮にカサブタのような湿疹ができてしまい、その影響で一時的に髪の毛が抜けて薄くなってことがあります。
自然と改善することが多いですが、長く続くようであれば、小児科や皮膚科を受診するようにしましょう。
4、先天性欠毛症
無毛症の一種で、生まれつき髪の量が非常に少ない病気です。日本人には1万人~2万人に1人の割合で発症すると言われています。
遺伝子異常が原因とされていますが、将来的にも、髪の毛が生えそろうことはありません。
血液や唾液を採取して遺伝子検査を行うことで、診断可能ですが、有効な治療法がないのが現状です。
(現在、治療薬の開発が進められています。)
先天性欠毛症の特徴としては、縮れたテンパのような髪の毛(縮毛)のお子さんが多いようです。
ちなみに先天性無毛症は、生まれつき毛根がなく、生後数ヶ月の間に、一部または頭全体の髪の毛が抜け落ちてしまいます。
頭以外にも、つめや歯、皮膚、感染などにも影響がでたり、精神発達に遅れがでることもあるようです。
一般的に子どもの髪の長さって?
生まれて間もない赤ちゃんの髪は産毛の状態ですが、生後6ヶ月前後で生え変わり、そこから順調に生えてくれば、1歳くらいには毛質が太くしっかりとしてきます。
しかし、ここからの成長スピードは個人差が非常に大きく、2歳で胸まで伸びる子もいれば、5歳になってもショートヘアという子もいます。
一般的には、3~4歳頃まで髪の毛は生まれ変わり、成長とともに髪質が安定すると言われています。つまり、1・2歳で薄毛であって、まだ成長段階なので、それほど心配する必要はないようです♪
意外と多い!髪が薄い&伸びない子
ここでは私のように、子どもの髪が薄かったり伸びないと悩んでいる親御さんの投稿をまとめてみました!
- 3歳になっても薄毛で、結べる髪もなく、七五三のときにはつけ毛です。
今現在、5歳になりますが、ポニーテールもできるようになりました!ちなみに、1歳になる下の娘は、もっと薄毛です。 - 私自身、3歳くらいまで髪が薄かったようです。昔の写真を見ても、3歳になっても新生児のよう!笑
今は毛量多いくらいですが、きれいに伸びましたよ! - 私の娘は小学校低学年まで、薄く茶色で長さもないので本当に心配しました。今中1になり、ようやく髪が黒々してきました。
- 娘も、髪が少ない、茶色、細い、伸びないの四重苦でした。
5歳でようやく細ーい三つ編みができるようになりましたが、6歳になる今まで前髪しか切ったことがありません。 - 1歳半健診の時期でも、髪が伸びず薄毛で心配していましたが、同じような毛量のお子さんを2名ほど見かけました。
心配で医師にも相談したほどでしたが、『そのうちの伸びる』と言われ、気長に待つことにしました。それから数年…4歳前には、ショートボブくらいに伸びて、男の子と間違われることはなくなりました♪ - 娘は3歳までは、結べないくらいのショートだったけど、今はすごい毛量で長いから心配しなくて大丈夫~!
などなど、ネットの投稿を見てみると、我が子の薄毛で悩むお母さんは意外と多くてビックリしました!
自分の周りに薄毛の子がいないと、「うちの子だけどうして伸びないの!?」と心配になりますが、全国的に見れば、髪の毛の成長が遅い子はたくさんいるんですね^^
先輩ママが言っているように、3歳くらいまで新生児のように髪が薄くて伸びない子は多いようです。
多くの場合小学校までには、違和感のないくらいに成長してくれるようなので、心配しすぎず、気長に待つのが一番のようですね^^
髪が短いと、メリットもある♪
髪が薄い子を持つ親としては、髪の毛がフサフサの子をみると羨ましくなってしまいますが、髪がフサフサの親からすれば、短い子が羨ましいようです。
髪が短い&薄いと、
- カットがいらない
- シャンプーがラク
- お風呂上がりも髪を乾かすのがラク
- ブラッシングやアクセサリーがいらない
- 蒸れにくいから汗疹・湿疹ができにくい
など多くのメリットがあるんです!
小さいお子さんは髪をカットするときも、じっとしていられませんし、女の子であれば髪を結んだりお手入れも大変です。
お風呂も髪が短いと、リンスも要りませんし、ドライヤーも数秒で終了!忙しいパパ・ママにはありがたいメリットがたくさんあるんですね!
そう考えると髪の成長がゆっくりな我が子をありがたく見守っていくのも悪くはないかもしれませんね^^♪
薄毛改善のために今できること
基本的に、乳児期~幼児期の薄毛は、成長の個人差によるものなので、成長を待つのが一番です。
今できる対策としては、子どもの成長に大切な食事と十分な睡眠を与えること、そして頭皮や毛髪にストレスを避けることです。
1、バランスの良い食事
髪に栄養がいかないと、髪の成長を妨げてしまいます。
バランスのよい食事は、体の成長だけでなく髪の成長にも良いので、偏りがない食事を心がけるようにしましょう。
2、十分な睡眠
通常、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるため、寝不足になると十分な成長ホルモンが分泌されません。
体だけではなく、髪の成長にも悪影響を与えるため、夜更かしさせないようにしましょう。
3、髪を抜かせない
小さい赤ちゃんは、自分の髪の毛を引っ張って抜いてしまうことがあります。
ストレスが関係ある場合もありますが、多くは髪の毛への興味によるものです。一時的なものなので、自然と治まることが多いですが、ハゲが目立つ場合には、おもちゃで赤ちゃんの興味を引いて、髪を引っ張ることを止めてあげるようにしましょう。
4、頭皮の蒸れを防ぐ
子どもは、新陳代謝が活発なので、頭皮にもたくさん汗をかきます。
髪が薄い子は、寝起きや帽子を被っている時など、お風呂上がりのように汗で髪がビショビショになることも多いですよね。
頭皮が蒸れると、髪の毛も抜けやすくなってしまうので、帽子は綿など通気性のよいものを選びましょう。そして、頭皮に汗をかいたときは、こまめに汗を拭いてあげるようにしましょう!
5、肌に優しいシャンプーを使う
市販のシャンプーの多くは、安価という理由で洗浄力が非常に強い界面活性剤が使用されています。
最近ではよく耳にするようになった『ラウリル硫酸ナトリウム』『ラウレス硫酸ナトリウム』『ラウリル硫酸アンモニウム』といった石油系界面活性剤です。
これらは、敏感な子どもの肌にストレスを与えてしまう場合があります。特に湿疹やアトピー性皮膚炎の疑いのある子どもへの使用はトラブルを生じる原因となってしまいます。
そのため、頭皮への刺激の少ない石鹸系や脂肪酸エステル系、アミノ酸系に分類されるシャンプーや、無添加(無香料・無着色・防腐剤無添加)のものを選ぶようにしましょう。
まとめ
周りの子と比べて薄毛だと、親心としてはとても心配になりますが、子どもの薄毛は3~4歳頃までは成長を気長に見守るのが一番のようです。
2歳になる娘も、周りの子と比べても断トツ薄毛ですが、赤ちゃんのようにかわいい時期が続く、これも贅沢だと思って、我が子の成長を気長に待ちたいと思います^^♪