離乳食初期の後半から食べられるうどんですが、気になるのが塩分…!
うどんって、そのまま食べてみるとわかりますが、けっこう塩味があるんですよね。
離乳食初期は特に、味付けはしないというのが基本ですし、中期からも調味料はごく少量のみと言われています。そんな中で、赤ちゃんの未熟な体に負担をかけるような塩分をあげたくないですよね?
そこで、うどんに含まれる塩分や、使う時に注意したい点、離乳食におすすめのうどんについて紹介したいと思います。
離乳食に使えるのは生めん・乾麺どっち?
スーパーでうどんを買う場合には、生麺と乾麺があります。
この2つを詳しくみてみると、以下のような違いがあげられます。
生めん
- 賞味期限が短い(1週間くらい)
- 保存料などの添加物が入っている
- 湯で時間が短い(2~5分)
- 塩分が少なめ
食塩相当量 | |
生麺100g | 2.5g |
生麺100gを茹でた後 | 0.6g |
茹でたうどん100g | 0.3g |
※生麺100gは2/3玉くらいです
乾麺
- 常温で長期保存が可能
- 保存料などの添加物が入っていない
- 湯で時間が長い(10~15分)
- 塩分が多め
食塩相当量 | |
乾麺100g | 4.3g |
乾麺100gを茹でた後 | 1.3g |
茹でたうどん100g | 0.5g |
※乾麺の100gは1束くらいです
どちらの麺も、茹でること70~80%の塩分が抜けるのですが、乾麺は生麺の約2倍も塩分が多いことがわかります。
そのため、より少ない塩分のうどんを選びたいお母さんは、生麺を選ぶのが正解です。
ただ、生麺は保存が効かないうえ、保存量などの添加物が入っているものがほとんどです。
添加物が気になるお母さんは、乾麺を選ぶのもありだと思います。
離乳食後期には1日約1.5g、1才からは約3.0gの塩分を取る事ができるので、その他の食事で塩分を控えれば、乾麺を食べさせても赤ちゃんの体に負担となることはありません。
ただ、先ほどお話したように、うどんは茹でることで多くの塩分が抜けるので、たっぷりのお湯で茹でて、しっかり茹で汁を洗い流すようにしましょう!
食塩不使用!離乳食におすすめのうどん紹介
トップバリューの食塩不使用うどん
私が離乳食によく使うのが、トップバリュブランドの食塩不使用うどん!
最初乾麺を使っていましたが、塩分が高いということを知って、生麺を買おうとしたところ、食塩不使用を見つけて、しばらくこちらを使っています。ちなみに、国産小麦100%ということなので、我が子に食べせせるものとして、うれしいですね。
添加物として、腐敗防止や変色防止の役割があるPH調整剤が含まれていますが、PH調整剤は基本的に人に害はないと言われている添加物なので、過剰摂取しないかぎり安心です。
はくばくの食塩ゼロうどん(乾麺)
乾麺なのに、なんと食塩不使用!原材料は小麦のみで、保存料添加物も使用してないから安心です。
しかも、乾麺なので、賞味期限540日と長期保存可能♪
アカチャンホンポのネット通販でも取り扱っている商品で、他に塩分ゼロのそうめんやひやむぎもあり、離乳食としても人気が高いシリーズです♪塩分摂りすぎの現代社会なので、大人にもうれしいですね。
うどんをあげる時の注意点
小麦アレルギーを起こす可能性がある!
うどんは、ご存じの通り、小麦でできています。
小麦は、アレルギーを起こしやすい食品の第3位で、特に気をつけたい食品です。
うどんは離乳食初期から食べることができますが、小麦アレルギーは食べる量が増えることでアレルギーが起こすことがあります。
最初は1さじ、次は2さじと様子を見ながら増やしていき、食後2時間は赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう。
私の娘は卵アレルギーが出ましたが、食後3時間から蕁麻疹が出始めたので、2時間後でも油断は禁物です…。
1日1食、茶碗1杯まで
うどんは、他の主食に比べて塩分が高いので、1日1食までにしておきましょう。
また、離乳食後期でも、食塩は1日の1.5gに抑えるよう言われているので、茶碗1杯(100g)以下にして、他のおかずは味の濃いものを避けるようにしましょう。
まとめ
うどんは赤ちゃんが食べられる食品の中では塩分が高い食品ですが、ご紹介したように、適切な方法で調理して、適切な量あげることができれば、赤ちゃんの体に害になることはありません。ただ、食塩不使用のうどんも今は簡単に通販できるので、そちらを使うのもおすすめです♪
赤ちゃんも大好きなうどん、ぜひ作って食べさせてあげてくださいね♪