夏が旬なとうもろこしですが、無添加の缶詰もあり、年中使いやすい食材!
ただ、消化に悪いというイメージも強く、離乳食の調理方法に困ってしまうママも多いのではないでしょうか?
そこで、とうもろこしを離乳食に取り入れる時の注意点や、月齢別の調理方法を紹介したいと思います!
とうもろこしはいつから食べられる?
とうもろこしは離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)から、食べることができます。
まず生で食べることはないと思いますが、柔らかく茹でたものを使いましょう!
コーン缶詰も離乳食初期から使用できますが、塩や砂糖が添付されていない無添加の商品を選びましょう!
ちなみに、私がよく購入するのが、いなばの食塩無添加コーン。1缶(200g)100円くらいです♪
内容量 | 180g×3缶 (200g×3缶の商品もあります) |
原材料 | スイートコーン(遺伝子組み換えでない) |
賞味期限 | 3年 |
カロリー | 77㎉(100gあたり) |
とうもろこしでアレルギーは起きる?
とうもろこしでアレルギーを起こすことは非常に稀です。
ただ、イネ科植物であるとうもろこしは、小麦とたんぱく質構造が似ているため、小麦アレルギーをお持ちのお子さんは、とうもろこしでもアレルギー症状が誘発されることがあります!
他の食材と同じように、1さじから始め、様子を見ながら増やしていきましょう!
とうもろこしの栄養は?
とうもろこしは、米・小麦とともに「世界の3大穀物」に上げられるほど栄養価が高い食材!
胚芽(根元の白い部分)には、ビタミンB群やミネラルを含み、身体の調子を整えてくれます。
また、アミノ酸には、疲労回復効果が高いアスパラギン酸や、脳を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンを含みます。
赤ちゃんにも良さそうな栄養が豊富なんですね♪
とうもろこしの薄皮はいつから?
とうもろこしの薄皮は、消化に悪く、口や喉に残りやすいので、離乳食初期は取り除いてあげましょう!
薄皮を食べられるようになるのは、離乳食中期以降です。
薄皮は、うんちにそのまま出てくるかもしれませんが、大人でも消化できない食物繊維の部分なので、なんら問題ありません^^
ただし、食物繊維は、便秘改善の効果がある一方、うんちがユルユルな子や、お腹の調子が悪そうな時は、お腹の刺激となってしまうことも…!
赤ちゃんの体調によっては、離乳食中期以降も薄皮を取り除くようにしてくださいね。
とうもろこしの下処理
生のとうもろこしの下処理
- 外皮・ひげを取り除く
- 洗う
- 鍋にとうもろこしを入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかける
とうもろこしが浮いてくるようなら、落し蓋などで水に沈めます。
(離乳食初期・中期は塩なしで茹でたほうが良いでしょう) - 沸騰したら弱火で5~8分加熱
- 茹でたらざるにあける
- すぐにラップできっちりと巻く
(しわ予防です!)
- 粗熱が取れたら包丁でそぎ取る
- ミキサーにかける
- 裏ごしする
茹でるのが面倒!という方は電子レンジで茹でることができますよ^^!
<レンジで!とうもろこしを茹でる方法>
- 皮・ひげを取り除く
- 洗う
- 洗った水分をのこしたままラップに包む
- 600Wで5分加熱
- 粗熱が取れるまでそのまま蒸す!
コーン缶詰の下処理
- 缶詰を汁ごと容器に入れる
- ミキサーやハンドミキサーにかける
- 裏ごしする
コーンの缶詰は、加熱済みなので、そのまま使えます!
ちなみに、いなばの「食塩無添加のコーン」に入っている汁はただの『水』!
甘い味がするのは、コーンの甘味が浸み出ているためだそうです。(いなばに直接問い合わせて聞きました!)
おいしい汁なので、捨てずに、ペースト作りやスープづくりに活用してみて下さい♪
とうもろこしの形状・量は?
離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)

とうもろこしのペースト10g
ミキサーやブレンダーでペースト状にした後、裏ごしして薄皮を取り除きます。
水分が足りないようなら、お湯やコーン缶の汁で伸ばしましょう!
目安量は1回10~20gです。
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)

細かく刻んだとうもろこし20g
上手にゴックンできるようになってくれば、薄皮は取り除かなくてOK!
粗いペーストに慣れたら、細かくみじん切りにしてあげましょう。
目安量は1回20~30gです。
離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)

粗く刻んだとうもろこし30g
歯で噛めるようになれば、1粒そのままでもOK。
歯が生えそろうまでは、粗く刻んあげたほうが食べやすいでしょう。
目安量は1回30~40g
離乳食完了期(1才~1才半頃)

輪切りしたとうもろこし4分の1本
歯が生えそろえば、輪切りにしてそのままかぶり付けます♪
目安量は1回40~50gです。
(4分の1本で、可食部約40~50gです)
とうもろこしの保存方法は?
生のとうもろこしは、買ったその日に調理!
とうもろこしは、収穫後急速に栄養価が落ちると言われているので、買ったその日のうちに、調理しましょう!
冷凍保存できる?
茹でたとうもろこしの実を外して、ジップロック等に入れれば冷凍保存も可能です。
ペーストであれば、製氷皿などに小分けして冷凍すると便利です!
とうもろこしフレークが便利♪
忙しいママにおすすめなのが、水やミルクと混ぜるだけで簡単に野菜ペーストが作れる「野菜フレーク」!
こちらの大望の北海道野菜フレークは、育児雑誌にもたびたび登場する人気商品^^
北海道産の新鮮野菜を使用し、無添加・無着色なので、赤ちゃんにも安心して使えます♪
とうもろこしの他、じゃがいもやにんじん、かぼちゃのフレークもあるので、一緒にストックしておくと離乳食作りに便利ですね♪
おわりに
とうもろこしは、甘くて赤ちゃんも大好きな食材のひとつ♪
私はよく粉ミルクや牛乳を使ってポタージュを作っていました♪
葉っぱ系の野菜やにんじん、鶏肉などを入れれば、栄養も満点!ぜひお試しください^^